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2016.09.20
コミジャ3日目
明け方、すごい風の音で目を覚ましました。
ゴオーッという台風のような激しい風の音。
「大丈夫かな。帰りの船出るかな。」なんて思いながら、また眠りに落ちました。。
Komiža(コミジャ)最終日の朝
朝になり目を覚ますと...
快晴です!
このアパートの窓からの眺めが大好きです。
コミジャ滞在中、1番のいい天気。
雲一つない青空。
今日もまたalternaturaに向かいます。
きのう「スティニヴァビーチだけなら行けるかも」と言われていたので(【Croatia&Slovenia旅2016⑨】Komiža of Vis Island (Vis島のコミジャ) day2 - I love Komiža in Croatia)、最後の希望を持って。
しかし行ってみると、「今日もダメだわ。。」と。
がーん
そうか...
9月は50%の確率で入れるという青の洞窟。
3泊すればどの日かは入れるでしょう、と思っていました。
だって50%だからw
でも甘かった~。
当たり前ですが、海の波の高さは突然変わるわけじゃありません。
天気が悪くなるにつれ荒れてきて、天気が回復しても波が穏やかになるには少し時間がかかります。
今日はこんなにいい天気なので、初日にalternaturaの方が予想した通り(【Croatia&Slovenia旅2016⑧】Komiža of Vis Island (Vis島のコミジャ) day1 - I love Komiža in Croatia)、明日になれば青の洞窟も再開しそうです。
ここコミジャはのんびりした穏やかな町。
1週間くらい滞在して、その間にタイミングが合えば青の洞窟にも行く、っていうのが良さそうです。
次回はまとまった日数滞在して、再チャレンジしよう!と思いました。
というか、もうコミジャに住みたい。
Komiža(コミジャ)街歩き3
最後にコミジャを目に焼き付けようと、散歩します。
昨日までも素晴らしい町並みだったけど、快晴だと、もっと良さがわかります。
会議中の猫達。
真っ青な空と広がる大地。
ぶどう畑かな。
また猫。
こういう細い路地がたくさんの街。
町中どこを歩いても素敵です。
海が見える道。
この景色。
あぁ、名残惜しいです。
海の色が本当にきれい。
コミジャ滞在中、何度も見たこの港の景色。
雲一つない快晴だと、より美しいです。
港の海がこの透明感!
魚も泳いでいます。
あぁ...なんて綺麗なんだろ。。
古い町並みと美しい海。
この2つが合わさっているところが、コミジャの魅力です。
建物と建物の間から、突然海が現れます。
うわ~
この色!
あまりにも綺麗で、もう言葉が出ません。
あぁ...
こんなに美しい場所がこの世に存在するなんて。
いくら見ていても飽きません。。
本気でこの町に住みたいと思いました。
絶対にまた来よう。
カフェでお昼ご飯を食べて、
アパートで預かってもらっている荷物を取りに行きます。
3日間お世話になったアパート。
Apartments Donika, Komiža, Croatia - Booking.com
本当に居心地が良くて、オーナーも親切で、次回も是非ここに泊まりたいです。
Komiža of Vis Island (Vis島のコミジャ) → Split(スプリット)→ Zagreb(ザグレブ)
名残惜しいけど、コミジャを出発です。
行きにも乗ったバスで、島の反対側の「Vis」という町へ。
30分ほどでVisに着くと、フェリーのチケットを買うため、フェリー会社「jadrolinja」を探します。
▼時刻はこちらで事前に確認済
バスを降りてキョロキョロすると、向かい側の小道を入ったところに「jadrolinja」の文字が。
行ってみると、小さいカウンターの店舗。
「スプリットまで1人」
無事チケットを買えました。
乗船して、スプリットへ向かいます。
あぁ...コミジャからどんどん遠ざかっていく。。
寂しくて仕方ないです。
約2時間半の船旅を終え、スプリット到着。
ここからバスで、ザグレブへ向かいます。
▼時刻はこちらで確認済
AK SPLIT Online :: Timetable :: Departures from Split
フェリー到着からバス発車まであまり時間がないので、走ります!
すると、同じく走っている女性がw
なんとなく彼女と同じ方向に行くと、無事バス会社のカウンターに着きました。
「ザグレブまで1人!」
なんと、最後の1席が空いていました。
おおーラッキー。
チケットを買って、バスに乗り込みます。
1番前の席が1つだけ空いていました。
隣には、さっき一緒にダッシュした女性がw
スプリット→ザグレブ、約5時間のバスの旅です。
途中1回だけ休憩をとり、ザグレブ到着。
夜のZagreb(ザグレブ)
さて、宿へ向かいます。
▼泊まるアパートはこちら
苦手な地図と格闘です。。
ここ、と思われる通りを進むも、アパートに着かない...
道は暗いし、人通りもないし、怖い。。
なんか、ソ連映画さながらの冷たい雰囲気。。
あ、ソ連映画、すごく好きなんです。
これはキケンと判断し、一旦バスターミナルへ戻ります。
キオスクのお姉さんに地図を見せながら、「この通りってどこ?」と尋ねると...
ろくに地図も見ずに「知らない」と。。
つ、冷たい。。
で、アパートに電話。
私「道に迷った」
オーナー「周りの人に聞いてみて」
もう聞いたもん。
でも教えてくれなかったもん(´;ω;`)
美しくキラッキラで、みんな親切なコミジャ。
暗くて殺風景で、人も冷たいザグレブ(この時はそう感じた)。
落差に心折れそうです。
どうしよう。
あの暗い道はもう歩きたくない。
どうしよう。。
でも行くしかない!
意を決して歩き出すと...こちらにまっすぐ向かってくる男性が。
「〇〇(私の名前)?」
「そうです!」
なんと結局、アパートのオーナーが車で迎えに来てくれました。
うわ~ん、ありがとう( ノД`)
どうやら私は道を1本間違っていたらしく、、、
あっという間にアパートに着きました。
日本でいう古い団地のような、コンクリートの灰色の建物。
若干さびついた門をくぐると、裏側にアパートの入口がありました。
これ、かなり物騒・・・。
バスターミナルから近いからと選んだのですが、逆に夜怖いエリアだったかもと後悔。。
部屋に案内されると、ベッドルームとキッチンが別で、とても広々としていました。
しかしコミジャのアパートが余りにも素晴らしかったので、こちらは古くて暗い屋根裏という印象。。
コミジャに未練タラタラの私は、部屋の写真を撮る気にもなれず、「コミジャに帰りたい」ばかり頭に浮かびます。
つらくてたまらず、ベルリン在住の友達にLINE。
すると、時差もないし電話しようという事に。
私の「ザグレブはソ連なんだけど( ノД`)」に大爆笑の友達。
「ベルリンも暗くて鬱になるよ!」と。
コミジャがいかに素晴らしいか、ザグレブがいかに暗いか、を延々と聞いてくれて、だいぶスッキリしました。
ありがとう、友よ。。
そんなこんなで、ザグレブの初日終了。
明日は日帰りで、スロヴェニアに行きます!